2011.12.26 「温厚で勤勉な彼とは長い付き合いですが、さあ結婚と
     なると両親、特に母が大反対なのです」
     30代に入って間もない彼女の相談です。高学歴の男性と
     の見合い話が持ち上がったからでした。
      「貴女はどう思うの」
     「小さい時から母親の言うなりの人生を歩いて来ました。
     逆らえないのです」
     「お母さんの言うなりになって、もし失敗したらきっと
     一生恨むでしょうね」
     「今だってこんな母親なんだって、恨んでいます」
     「彼を愛しているのね。自分の人生は自分で決めるしかあ
     りません。一度徹底して頑張ってみたら」
       「人は気立てが良くて働き者が一番。幸せは自分で掴む
     もの」と言いながら、ふと想い出しました。
     それは何十年か前に主人と一緒になる時、周囲が遠くの
     人だからと心配する中を私に味方し背中を押してくれた
     母の言葉でした。その言葉に間違いはありませんでし
     た。


2011.12.19 「娘の嫁ぎ先の親御さんが亡くなって何年かが経ちまし
     た。職業上キリスト教を信心されていますが、お骨は今
     も自宅にそのままです。口出しするのもどうかと思うの
     ですが、どうしたら良いでしょうか」
     「お骨は早く土に返してあげなけいと。心を込めて話さ
     れてみては如何ですか」
      そして先日こんなご報告をいただきました。 
     「格式が高くても宗派は問わないお寺があって、法要が
     終った後に話してみたら、向こう様もどうして良いかわ
     からなかったそうです。随分悩みましたが、思い切って
     話して良かったです」
      鑑定師をしていると、言葉は本当に難しいものだと思
     います。しかし、相手の身になって真心込めて話せば難
     しいことでも真意は伝わるものです。私も心掛けなけれ
     ばいけないと思いました。



2011.12.12 「彼は会社が倒産して転職したのですが、給料は安いし
     親から援助もして貰えない。結婚して大丈夫でしょう
     か」
      30代後半の彼女からのご相談でしたが、最近はよく似
     た相談が多くなりました。好きな人が出来ても収入に不
     安があっては結婚に踏み切れないのです。幸い彼女はご
     自身も働き、相手に財産がないとダメという人ではない
     ので「大丈夫ですよ」とお答えしました。アラフォーの
     彼女にとって人生最大の決断なのです。
      それにしても今、若い人に仕事がありません。あって
     も結婚さえままならぬ程の収入にしかならないのです。
     二人でともに働いていかなければ生きていけない、そう
     いう時代になったのです。



2011.12. 5  名古屋駅行きのバスに乗ろうとした時、中から若い運
     転手さんの綺麗な声が聞こえて来ました。
     「後ろからバイクが走って来ます。お降りの方はお気を
     つけて、行ってらっしゃい」
     「風邪が流行っています。かかった方はマスクをして
      周りの方の迷惑にならないようにしてください」
     さらにバスの進行に合わせて
     「中村警察からのお知らせです。愛知県は高齢者の交通
     事故が多いです。信号には注意しましょう」
     「終点の名古屋駅付近は禁煙区域です。違反しますと罰
     金2,000円です。お気をつけください」
      それはそれは丁寧な語り口のアナウンスにお客さんは皆
     シーンと聞き耳を立てていました。お年寄りや一人暮ら
     しの方にとってはさぞかし助かることでしょう。
      私は5区間しか乗りませんでしたが、ずっとこんな調子
     なのでしょうね。もう一回乗ってみたくなりました。



2011.11.28  結婚したいけれど相手を見つける方法がわからない。
     紹介所はビジネスなので当てにならない。こんな話をよ
     く聞きます。
      A子さんはふと立ち寄ったホストクラブのイケメンに
     擬似恋愛を恋愛と錯覚して通い詰めたものの、結局はビ
     ジネスだったと気が付きました。
            B子さんはイケメンにナンパされ、何回目かに宝石を
     買わされました。
            C子さんはこれまたイケメン美容師に片想いして何度
     か通い詰めましたが、これもまたビジネスでした。
           D子さんは想いを寄せた専門学校生を送迎し宿題も手伝
     いましたが、都合よく使われただけでした。女友達のひ
     とりとしか見てくれなかったのです。
      相談者からこんな話を聞く度に、健全な形で出遭える
     場を作ってあげたいと以前から考えていました。直ぐと
     いう訳にはいきませんが、ぜひやってみたいと思ってい
     ます。


2011.11.21  なぜか男が生まれず代々婿養子をとって来た家系のお
     母様は「養子を、養子を」と望むあまり、人物よりも次
     男、三男であることに重きを置いて相手を探して来まし
     た。
      でも、なかなか良い方が見つかりません。四柱推命で
     は来年が婚期と出ています。そのためか、最近娘さんの
     同僚の紹介で良い方が見つかり、一度会ってみることに
     なりましたが、それを聞きつけたご両親が慌てて相談に
     みえました。
     「誠実で穏やかな心根の方ですが、しっかりもして養子
     にピッタリです。両親も良い方です。ただ、慎重な方な
     ので、ゆっくり見守ってあげないと。今までお母様が早
     く早くと娘さんを急かし、時間を掛ければ纏まるものも
     壊して来たかもしれませんね。静かに静かに見守ってあ
     げてください」
     「私が辛抱するのですね」
     自分にそう言い聞かせてお帰りになりましたが、本人の
     ことは本人に任せるが一番です。


2011.11.14  上場会社の損失隠しや特別背任がメディアを賑わせて
     いる最中、正義感の強いサラリーマンの彼は今ジレンマ
     に苦しんでいます。
      物事を正しく見つめてきちんと仕事をしたいのですが、
     続ける以上は法に触れるやり方を強要する社長に合わせ
     て行かねばなりません。
     「転職を考えていますが、どうしたら良いでしょうか」
     家庭を持つ夫の悩みは深くその表情には焦りの色を隠せ
     ません。まずはじっくり聞いてあげて、良い会社に巡り
     会えるチャンスが来ることを話したら、少しは落ち着き
     ました。
      それにしても「間違いは間違い」とはっきり言える世の
      中であって欲しいものです。正しい判断ができて、信念
     をもって事を推し進める人こそが上に立って欲しい、そ
     んな気持ちで一杯の今日この頃です。



2011.11. 7 全てにお手本がないと不安になる、そんな病気がありま
     あります。
      30代の彼女もその一人。1年以上前からカウンセリング
     を続けて来ました。人の生き方、夫婦のあり方、そして
     子育てなど私の経験をもとに話して来たことが少しずつ
     理解されて随分変わって来ました。この間に妊娠が判り
     先日女の子を出産しましたが、まさか自分が母親になる
     ことなど考えもしなかったそうです。
      そしてもうすぐ1ヶ月、待ちに待った子育てや母親と
     してのカウンセリングが始まります。女の子はお母さん
     とは正反対のはっきりした性格です。
     「また、一緒に頑張っていきましょうね」
      女の子が成長していつの日か、私に「会えて良かっ
     た」と言って貰える日まで頑張り続けます。


            ←← Homeへ ← 戻る PageTopへ↑  

志英の独り琴 2010年2011年1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12→2012年

2010. 1. 11 恋愛の末、結婚にゴールインすることは本当に幸せ