志英の独り琴 2011年2012年1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-122013年
2012. 4.30 「どうしても志英先生に相談したい」。以前ご相談を受
     けたお母様のご子息からのお電話でした。庚(かのえ)魁
     罡(かいごう)身旺という、特殊星を持った方です。30過
     ぎて相手を見つけることができるか、お母様の心配のタ
     ネでしたが、素敵な彼女を連れてみえました。何とこれ
     また戊(つちのえ)の魁罡身旺さんでした。
      「僕は会った途端この人だと思ったので、相性が悪く
     ても…」「いえいえ、最高のお相手ですよ」「ところで
     こんな良い人を何処で探したの」。不思議に思って尋ね
     たところ、お母様が近くの店で遭った時この人だと閃い
     て「ぜひ息子に会ってください」と頼み込んだことがき
     っかけだったそうです。
      そう言えば「息子さんは恋愛ベタだから、お母様から
     もお願いしてくださいね」とアドバイスしたことを思い
     出しました。お母様が気に入り息子さんにもピッタリの
     お相手を見つけて来るなんて。 お手柄でした。


2012. 4.23  喫茶店で二人のご年配の奥様が話していました。
     「小さい頃は生活が大変で欲しい物もなかなか買って貰
     えなかった。でも、今思えば辛抱が身に付いて有り難か
     ったよ。主人を亡くした後も子供達に迷惑掛けずに暮ら
     している。我慢を教えてくれた親に感謝だね」。心の強
     い方とお見受けしました。
     「私の親は好きなものを色々買ってくれた。娘の頃は毛
     皮のショールも。幸せだったよ。それで娘達にも同じよ
     うにしてやっているんだわ。欲しい物が手に入る相手を
     選んで結婚したよ。主人を亡くしても娘達が面倒みてく
     れるので幸せだよ」。誰とも和合性がある方とお見受け
     しました。
      年を重ねてそれぞれご自身の生き方に納得されている
     ようでした。店を出ながら、私は前の方に近いのかなと
     思いました。さて、あなたはどちらの方に近いのでしょ
     うか。


2012. 4.16 大学を卒業して就職しないうちに結婚した彼女は今40代
     の前半です。高学歴のご主人はよもやのリストラに遭い
     一念発起で始めたご商売も上手くいきません。専業主婦
     の彼女は自分も何とかして収入を得なければと思っても
     働いたことがなくどうしたら良いのか分かりません。
     「不安はあるでしょうが出来ることから始めましょう」
     とにかく働くことをお勧めました。お子さんもいらっし
     ゃらないので、なおさら人との関わりが必要です。 
      幸いパートの仕事が見つかりました。持ち前の優しさ
     と笑顔が素敵な彼女です。しっかり仕事をして周りの人
     に助けられて社会の現実を学んでゆくことでしょう。
      暫くは我慢の生活と思いますが、外へ出ることになっ
     て良かったと思える日がいつか来ることでしょう。



2012. 4. 9  春の嵐が吹き荒れる日になったにもかかわらずサンロ
     ードにたくさんのお客様が足を運んでくださいました。
     「子供がみてもらいたいそうなので」
     男のお子さん連れのお母様でした。
     「貴方のお小遣いでみてあげましょう。1,050円で良いで
     すか」
     「おれ、医者になりたいんだ。解剖に興味があるんだ。そ
     れにお金を稼ぎたいんだ」
       小学3年生の割には凄いなと思いました。いろいろ興味
     を持って研究してゆくタイプです。
     「お医者さんに向いていますよ。だけど、お金が欲しいか
     ら、というのはちょっと違いますね。お医者さんは人の
     命を預かる大変な仕事です。人を助けたい、役に立ちた
     いという高い志がないと続かないのよ…」
     「うん。分かった」と真剣なまなざしでした。
     「お母様。素晴らしいお子さんですね。上手に育ててく
     ださい」
     子供さんが占いに関心を持ち、将来のことを真剣に聞い
     て貰って嬉しい思いをした一日でした。


2012. 4. 2  春になると恋愛相談が多くなります。とりわけ相手の
     方が店員さんや営業の方だったりすると話は少し複雑で
     す。笑顔や親切な言葉巧みに言い寄られると「自分にそ
     の気があるのでは」と錯覚し、恋愛感情を抱いた挙げ句
     「お客さんだから」の一言で片付けられてしまってはた
     まりません。
      その日、いつものようにサンロードでモーニングをい
     ただく店は大変混雑していて、トレイにコーヒーを載せ
     てすれ違った途端にこぼれてしまいました。すぐ女店員
     の方が交換してくださいましたが、その機転の良さにす
     っかりファンになってしまいました。40代既婚の方とお
     見受けしましたが、以来お店に入るたびにまず彼女を探
     す自分に気がつきました。女性の私がそうなのですから
     独身男性ならなおさらでしょう。
      私の場合は少し趣きが違いますが、純粋な気持ちか営
     業スマイルか、これを見抜く力も必要ですね。


2012. 3.26  突然の電話はある中小企業の社長さんからでした。
     「家を直したいと思いますが、いつ頃が良いでしょう
     か。…実は、昨年他界した母が生前高島先生に大変お世
     話になりまして」 
      お母様の大切な所持品の中から以前差し上げた葉書に
     記した番号を探し出して電話をくださいました。
     「お母様の時代には、家を直したり変化がある時は誰も
     が暦を見たり、その道の人に相談しながら事を進めたも
     のです。代を譲られた後も『息子達には分からないかも
     知れませんが』といつも前置きして、『大事な事は高島
     に』とご相談くださって、陰で息子さんを支えられたの
     です。そんなお人柄なのでご主人を亡くされた後も『私
     が息子の力にならなければ』という思いが強く高齢でも
     なお矍鑠とされていたのです」 
     「母の様に私にも色々ご指導ください」とのお話に、二
     代に亘るご縁を大切にしたいと思いました。
     「お母様、ご安心ください。息子さんは立派に会社経営
     されていますよ」と心からご冥福をお祈りしました。


2012. 3.19  サンロードに出演している年配の鑑定師が、海外の占
     い師からクジに当たったと言って日本人が何百万円も騙
     し取られたことが報じられたと言っていました。その話
     を聞いて私も数年前に危うく騙されそうになったことを
     想い出しました。
      その電話はある大きな会社の社長さんからでした。「人
     事の他にいろいろ相談して法人契約もしたいから」と喫
     茶店を指定されました。性格上1時間も早く行って待って
     いましたが、なかなか現れません。そこへ電話がありま
     した。「手が離せないので遅れます」。話しているうち
     に「ところで、良い投資の儲け話がありますが、どうで
     しょうか」と妙な方向に逸れて行き、挙げ句の果てには
     「向かい側のコンビニからお金を振り込んでください」
     と言って来ました。その時に初めて騙されたことに気付
     きました。
      落とし穴はあらゆる所に潜んでいます。騙す方は誰彼
     なしに狙って来ます。十分注意しましょう。


2012. 3.12  少し離れて暮らす息子夫婦が近くに家を建てたいと言
     い出しまして、とお母様が相談にみえました。
            田舎暮らしのご夫婦には広い田畑があって出荷できる
     程に野菜を作っていますが、農家のためか息子さんのお
     相手がなかなか決まりませんでした。ご両親は随分心配
     しておられましたが、ある時都会育ちの良いお相手が見
     つかり、相性も良く程なく結婚となりました。
      そして、東日本大震災が起きた日にお嫁さんから、17
     年前の阪神淡路大震災で被災し家族と一緒に都会に引越
     し、知らない人ばかり中でつらく寂しい生活を強いられ
     たことを聞かされました。
      幸いにも息子さんの実家は敷地が広くて岩盤は固く地
     震にも津波にも強い所だそうです。その上ご両親はとて
     も良いお人柄で田舎気質の愛情深い方です。
      被災を経験した彼女は地震や津波の心配のない、温か
     い心の夫と家族の中で暮らしたかったのです。
     「お宅のお嫁さんは昔からここに住んでいる田舎育ちの
     ような人だね」と近所の人に言われるそうですが、そん
     な嫁自慢の嬉しいご報告もいただきました。


2012. 3. 5 定年後福島第一原発の近くに家を建て、休みには孫に囲
     まれ幸せに暮らしていた夫婦に突然襲った今回の悲劇。
     家は何でもないのに娘宅でご厄介になっていましたが、
     仮設住宅に入れることになったとお葉書が届きました。
      30年以上も前、子供たちが幼稚園に通った頃仲良かっ
     た友達ですが、ご主人の転勤を機に別れ別れになって年
     賀状の交換だけになっていました。懸命に働いて貯めた
     お金で建てた我が家を捨てなくてはならなくなった悔し
     さと怒りと悔しさは、普段愚痴ひとつ言ったことのない
     彼女には珍しく激しい口調に現れました。
      一方、何年か前に同じ福島から「引っ越すのに良い方
     位を」と依頼を受けた方のことが心配で、直後に連絡し
     ましたら「お陰様でほとんど影響はありませんでした。
     感謝しています」との報告をいただきました。
      片や原発に向って行った昔の友、片や原発から離れた
     お客様。明暗が分かれ複雑な気持ちになりました。



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2010. 1. 11 恋愛の末、結婚にゴールインすることは本当に幸せ