志英の独り琴 2011年2012年1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12→2013年
2012.12.24  病気がちの親に頼らず自分で借りた奨学金で大学を卒
     業した彼は頑張り屋で優しい心の持ち主です。学生時代
     に知り合った女性と結婚しました。彼女は離婚した母親
     と二人で暮らすわがままで気難しい性格です。卒業した
     ら奨学金を返さなければならないことも承知のうえで結
     婚しました。限られた収入の中から返済していくことは
     大変なことですが、かと言って転職もままならないご時
     世です。
      ところが、母親に依存して暮らしてきた彼女には収入
     の中でやり繰りするという生活観が全くないのです。
     「先生、1日1万円の給料で3万円の生活をしたいという
     気持ちがわかりません]
     「貴方も好きで結婚したのだから、きちんと生活してゆ
     くことを教えないといけませんね。やれない事はやれな
     いのです」
      生活はしたいけれど自分は働きたくない、とは困った
     もの。であれば、まずは我慢するしかないのです。



2012.12.17  30代の女性が何となく私のブースにお入りになりまし
     た。占いは初めてで、休暇を利用して久しぶりに名古屋
     にみえたそうです。命式をみると病人が出るなど辛いこ
     とが起きる年回りに入っていました。
     「悲しい事があったのですか」
     「父が亡くなりました」
     お父様似の彼女は幼少期から随分可愛がられたこ とで
     しょう。ある日突然に亡くなったそうです。私は一度も
     お会いしていませんが、お父様がどんな気持ちで生きて
     来られたのか、娘にどんな言葉で何を伝えたかったのを
     話してさしあげました。
      彼女の目には涙がいっぱい溢れていました。
     「名古屋に来て本当によかった。自分で決断できずに迷っ
     ていたことが今はっきりしました」
     正義感の強いお父様の遺志を伝え、彼女の生きる力にな
     れて大変嬉しい一日でした。



2012.12.10 アスペルガー症候群の症状がある彼女が私の所へカウン
     セリングに通い始めてもう何年にもなります。理解ある
     旦那様と結婚していますが、自分勝手なため離婚寸前の
     状態でした。ものごとの優先順位が解らず、その時々で
     自分のしたいことを最優先して行動して来たからです。
      その彼女に昨年女の子が生まれました。当たり前のこ
     とですが、何よりもまず乳児の世話をしなければなりま
     せん。
     「今一番大切なことを第一に考えてみたら」
     辻褄合わせの嘘で逃れて来た自分を反省し、大切なこと
     を優先することを覚えました。お子さんも順調に育って
     います。
      彼女が言う「社会に出ても誰も教えてくれなかったこ
      と」を時間を掛けて根気良くお教えしています。




2012.12. 3  5年前に自宅を新築された男性のお客様がサンロード
     に私を探し尋ねておみえになりました。
     「あっ、高島先生。…あなた様のおかげで元気に暮らし
     ています。家に関しては全く言うことありません」
     お客さまの家は伝統ある旧家で、建物にも相応の造りが
     施されていました。柱は特注品で一つ一つ当時としては
     かなり手の込んだものでした。
      その柱を伝統あるの証として残すため、一部を切り取
     って玄関を飾る「記念碑」にしました、ほかにも色々工
     夫を重ねた結果すばらしい家が出来上がりました。使い
     勝手も良く、いわゆる「家相の良い家」です。
     「私も78歳ですが本当に元気です。あなた様に出会って
     良いことばかりです。今日宝くじ売り場は長蛇の列です
     が、一度買ってみたくなりました」  
      宝くじが当たるに越したことはありませんが、当たら
     なくてもお金に換え難い幸せを手に入れられることでし
     ょう。



2012.11.26  最近30代半ばで未婚の一人娘iを持つ親御さんの相談が
     多くなりました。大抵お母様と娘さんが一緒にみえます
     が、皆さん口を揃えて言われます。「働き者の養子が欲
     しい」と。
            30過ぎても親と一緒に何不自由なく暮らしているため
     結婚しても親元で楽して暮らすことを強く希望されま
     す。お見合いもしてみるのですが、まあまあの人が見つ
     かっても「親元で暮らす」ことを条件とするため相手が
     限定されてしまいます。
      名古屋は全国的にみても昔から結婚に大変お金を掛け
     る地域です。先日みえた娘さんに「ところで結婚資金は
     どうするの?」と尋ねると、「親が出してくれます」。
     お母様は「私の時も親が全部出してくれました。主人も
     見合いで養子です」。
      子供は親を見て育つものです。同居しても精神的、経
     済的に自立してこそ一人前の夫婦だと思います。



2012.11.19 「占いには関心がなかったけど、貴女の顔を見たらつい
     入って見たくなったんです」。60代半ばの女性でした。
     「ひょっとして大切な人を亡くされたのでは?」
     「はい、兄を。兄には子供がなく義姉を亡くしてからは
     長い間ずっと一人暮らしでした」
     一回りも年上のお兄さんは妹さんを小さい頃から大変可
     愛がっておられたようです。
     「一生懸命看病しましたが、亡くなってみればもっと面
     倒みればよかったと悔やまれます」
     ひと通り話し終えてから易を立ててみました。
     「お兄さんは妹さんに面倒かけて悪かったなと今も思っ
     てみえますよ」
     「そのことを聞いてみたかったんです。実は兄は亡くな
     るまで周りの人にそう言っていたそうです。寄ってみて
     良かった」
      お兄さんは妹さんの守り神として天国からいつまでも
     暖かく見守ってくださることでしょう。



2012.11.12  43歳になった彼女は会社の同僚で友達から恋愛に発展
     した年上の誠実な彼と結婚することを決意しました。彼
     の両親にも会って結婚の準備に入りましたが、自分の母
     親が色好い返事をしません。一流会社に勤めていないこ
     とが理由で、世の中お金が最も大切と考えています。
     「ええ!失礼ですが、43歳にもなった娘に母親が言う言
     葉ではないと思うのですが」
     一流ではないと言ったことが彼女の心をたいそう傷付け
     ました。しかし、心は決まっています。日頃は平和主義
     でとても優しい彼女ですが、一旦決めたことは最後まで
     貫き通す性格です。
     「やっと親から自立できるではありませんか。結婚は楽
     しいことばかりでなく、辛いことにもめげずに自分の意
     志を貫き通して欲しいから、お母さんも貴女の意志の固
     さを確かめておられるかも知れませんよ。一歩を踏み出
     したのですから、頑張ってみたら」
     「頑張ってみます」
      お母さん、娘さんは大丈夫ですよ!



2012.11. 5  中学受験を目指す娘さんを連れたお母様ご祖母様は何
     処かでみてもらったら志望校は難しいと言われ、もう一
     度見て欲しいと言っておみえになりました。
     「貴女は将来何になりたいの」。「医者」
     娘さんは医者になって仕事をしていきたい、お母様達は
     良い人と結婚して専業主婦がいい、という考え方です。
     「「一世代前のお祖母の頃は育て易かったでしょうね。
     娘さんとお母様とは生き方が違うのです。子供は変わっ
     たことを言いますが、一緒に考えて本当に望むのならそ
     れを叶えてあげることが親の仕事ではないでしょうか」
     「自分の夢に向って走っていくって事は大変ですよ」
     「うん。やってみる」
      お母様とご祖母様はきっと力強い応援団になってくだ
     さることでしょう。



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2010. 1. 11 恋愛の末、結婚にゴールインすることは本当に幸せ