志英の独り琴 2014年2015年1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-122016年
2015. 8.31 30代前半の彼女はおとなしく見えますが、簡単に信念を
     曲げる性格ではありません。予てから公務員を目指して仕
     事の傍ら懸命に勉強してきたことが実を結び、念願叶った
     のはつい数年前のことです。しかし、結婚相手に巡り合う
     チャンスには恵まれませんでした。
      そんな折、あるご縁で同じ公務員の男性と知り合いまし
     た。彼女にとって今年は出会いのある年です。気の合う二
     人は交際を経て結婚しようと決めました。
      彼と同居する母は専業主婦でご主人を数年前に亡くしま
     した。新幹線で通勤する彼に「結婚しても近くに住んで欲
     しい」との強い希望があって、いつの間にか40代後半にな
     ってしまいました。
      さて、結婚の意思は固まったのですが、お互いの職場近
     くに住みたい二人にとって最大の難関は母を説得すること
     です。何度も試みましたが、ただ「新幹線で通って欲し
     い」の点張りなのです。
      「今後、こんな良い人にまた巡り会えるとは限りません
     よ。彼を大切にしてください」
     「二人で一緒に通勤する方向で考えます」と伺って私も一
     安心しました。



2015. 827 アラサーティの彼女はあちこちの占い館をはしごしてい
    ます。
     「お試しでお願いします。私は学校を卒業して親に勧めら
    れるまま会社に入社してこの10年、良いことがありません
    でした。未だに結婚相手も見つからないし、初めからやり
    直したい。この10年間を返して欲しいです」。ただそう言
    うばかりなのです。
    「私はこんな年になるけれど、一度だってあの時に戻りた
    いと思ったことはありません。過去には戻れないから、人
    生いつだってその時その時を一生懸命生きて来たし、たと
    え結果が出なくても何かそこに学ぶものがあり、考えるこ
    とがあるのではないのですか」
    そう言い掛けたら、また愚痴をこぼして「他に行く所があ
    りますから」と席をお立ちになりました。
     ずっとそうして生きてきたのですね。早く気付いてほし
    いのです。他人のせいではなくて、自分のせいであること
    を。



2015. 7.27 アラフィフティの彼女は離婚して前夫とは別暮らしです
     が、今でも友達のように付き合っています。その彼が最近
     になって復縁をほのめかす様になりました。
       彼女は離婚後、収入を得るために働き始めましたが、そ
     のうちに同じ職場にいる10歳も若い男性社員に恋心を持
     つようになりました。若い女性社員と話す彼のことが気に
     なって気になって仕方がありません。思い余って「好きで
     す」と一言残して会社を辞めてしまいました。
      「私のことをどう思っているのでしょうか」
     思い詰めた様子でご相談にみえました。自分の気持ちを告
     白したことで余計吹っ切れなくなったようです。
      「付き合ったこともない相手に恋しているよりは、やり直
     そうと言ってくれる前のご主人の方が現実的ではないでし
     ょうか」
      もう夢見る年齢ではないことに気付いて欲しいですね。



2015. 7.13 彼は小学校低学年の時に母親を亡くしました。代わりに
     父の親であるお祖母ちゃが彼を育てましたが、手を掛け過
     ぎたため、すっかり甘えん坊に育ってしまいました。成人
     式を迎える頃になっても一向に変わらない彼に、仕事人の
     父は腹が立つばかりです。父が決めて入った大学も合わな
     いという理由でやめてしまい、その後も学校へ入ってはや
     めることを繰り返して今日までまともに働いたことはあり
     ませんでした。      
      そんな彼が、お祖母ちゃんの親戚のご紹介により一緒に
     私の事務所にお越しなったのはつい先日のことです。会っ
     てみたらとても良い青年ではありませんか。言葉遣いこそ
     上手くありませんが、もの作りの仕事をしたいとのことで
     法人契約先であり人材育成に熱心な社長様にお願いしてさ
     っそく面接をして貰えることになりました。そして、ご好
     意もあり採用いただけることになりました。 
      20代半ばにして自立のスタート台に立つことができた
     青年が、地に足をつけて頑張っていく姿を暖かく見守って
     いきたいと思います。



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2010. 1. 11 恋愛の末、結婚にゴールインすることは本当に幸せ