志英の独り琴 2014年2015年1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12→2016年
2015.12.28 「はい、高島志英です」
     年の瀬も押し迫った日曜日の朝、いつもの様にファミレス
     で朝食を摂っている所へ電話が転送されてきました。出て
     みると始めてのお客様のようです。
     「今日みて欲しいのですが、何時から良いでしょうか。今
     家を出て向かっている途中です」
     通常は前日までに予約をいただいておりますので、今日の
     今日ではお受けできない場合があります。
     「3時から予約が入っていますので、それまでで宜しけれ
     ばおいでください」
     ホームページをご覧になって、隣の県からお二人車でお越
     しになる事が判りました。
     「では、12時半では如何ですか。それなら余裕を持って
     3時には終われますから」
      時ちょうど10時半でしたので、早めに引き上げ伺った
     生年月日をもとに準備を済ませ、奥に行っている隙に店の
     入り口で声がしました。
     「すみません。少し早いですが良いでしょうか」
     30分ほど早くお着きになりました。「いいですよ」
      急な予約が入った休日のひとこまでした。よくある事で
     す。必要あってお越しになりますので、可能な限りお受け
     しております。



2015.12.25 「高島先生、ここにいたの!テルミナが無くなって何処
      に行ってしまったのかと、ずっと探していたの」
     70歳過ぎの奥様が開運館の店の前で大声で叫びながら立
     ちすくんでいました。
      「とりあえず、お掛けください」
     「テルミナの頃は大勢並んでいて、なかなかみて貰えなか
     ったけど、今日はラッキーですね。あの後、先生の言われ
     たとおりやってみました」
      古くなった田舎の家を直して今は幸せに暮らしている事
     ご主人も田舎暮らしを決めてくれた事など、事細かに話し
     てくださいました。その目には偶然にも遭えた喜びに涙が
     潤んでいるようでした。そして、また来ますと言ってにっ
     こり笑顔でお帰りになりました。
      私を探し求めていらっしゃるお客様の事を思うと、風邪
     など引いてはいられない、頑張らないと、と改めて思いま
     した。



2015.12.12 ユニモールで何十年振りに懐かしい顔に出遭いました。
     娘の同級生の母親です。「夫のように糖尿病にならないよ
     うに、毎日歩いているの。貴女は座る仕事だから、手足を
     動かさないとダメよ。血圧はいくつ」。矢継ぎ早にお医者
     さんのように話しかけてきました。きっとご主人にも毎日
     言っているのでしょう。
       「結婚しない息子がいるの。毎日お弁当づくりや洗濯で
     大変なのよ」。だけど妙に嬉しそうでいきいきして見えま
     した。私は、おしゃべりの止まない妻を遠くから眺めて待
     っているご主人に気兼ねして、話を終わらせました。
       気遣いなく3人で暮らす生活もいいですが、他人事なが
     ら息子さんの将来がちょっぴり心配になったのは仕事柄な
     のでしょうか。





2015.12. 1  「10年も付き合って結婚した息子ですが、次第に仲が
     悪くなって、とうとう嫁は実家に帰ってしまいました。姑
     としてどう対応したら良いでしょうか」
     70代の奥様からこんなご相談がありました。
      「息子は早くからずっと一人暮らしをしてきました。今度
     のことでも親に心配掛けまいと思う優しさが災いして血尿
     が出てしまったようです。嫁は学問を身に付けて仕事をし
     てきましたが、それ以外は全て親が面倒みてきました。お
     嬢様なんです。一言でも言おうものなら『お母さんは口を
     出さないで』の一点張りで、聞く耳を持たないのです」
          「二人とも既に30代後半です。二人で決めた結婚です
     から、今更育ちが違うと言ったところで、どうなるもので
     もありません。幸い子供がいないので別れても仕方ないと
     思っています」
      「母親はどこまでも辛いものですね。口出しできずにじ
     っと我慢しなくてはなりませんから」と目には涙が滲んで
     いました。
      夫婦問題は二人で乗り越えていかなければなりません。
     私も人の親として考えさせられる一日でした。



2015.11.19  「結婚しました」と年賀状をいただいた彼が、奥様とお
     子さんを連れていらっしゃいました。資料を広げて
     「家を新築したいので土地を探しているのですが、今年来
     年の方位とこの土地はどうでしょうか」      
     拝見する見ると、緩やかな登り坂の広めの道路に面した土
     地で、路面からかなり段差があります。駐車場を造るのに
     もかなり削らなくてなりません。擁壁も必要になるでしょ
     う。その分お金が余計に掛かります。
      「方位も良くないから、これは見送った方が良いでしょ
     う。主人が不動産の仲介をしていますから、他を探すよう
     に話しておきましょうか。私が必ず方位を見ますから、そ
     の点は安心してください」
      希望する全ての条件にピッタリの土地は簡単には見つか
     らないものです。一生に何回も買うものではありませんか
     ら、じっくり腰を据えて探すことが大切と思います。 



2015.11. 9  娘さんの縁談に熱心なお母様がご相談にいらっしゃいま
     した。
      「結婚相談所が主催する親の会で会わせて貰いましたが
     両親は良さそうな人なのです。息子さんはどうでしょう
     か」
     「ご当人同士はお会いしていないのですか」
     「はい。志英さんにみて貰って、OKが出たら娘に会わせ
     ようかと思っています」
     鑑定したところ、息子さんも真面目な頑張り屋さんと出ま
     した。
     「では、薦めてみます」
      最近は息子さんや娘さんの縁談のご相談が多くなりまし
     た。私が良いと言った縁談は後々まで問題なく上手くいっ
     ていると評判だそうですが、聞いて嬉しくなりました。
      ところで、結婚相談所を使っても、親が前面に出て行か
     ないと決まらない時代になったのですね。



2015.11. 2  一昨日はハローウィンでした。サンロードでの鑑定を終
     えて帰宅の途中、控えめに仮装して名古屋駅前を歩き回る
     幾つかのグループを見かけました。何年か前から関連商品
     を売る店が増えてきたと思っていたら、この数年で急速に
     広がり、今やバレンタインを上回る市場規模にまで成長し
     たとの報道もあります。
      ところで、ハローウィンと聞くとふたつの事を想い出し
     ます。ひとつは21年前に亡き父を連れて行った初めての
     ハワイ旅行です。現地案内人から聞かされていましたが、
     日本人の旅行者相手に土産品を売るマンションの一室の扉
     を開けた途端、大きな嘴をした鳥の衣装を纏った店員が出
     迎えてくれた事にまずびっくりしました。
      さらにその夜は大変な目に遭いました。街に繰り出した
     までは良かったのですが、時間が進むに連れて道は人で満
     ち溢れ、全く身動きの取れない状態には閉口しました。
      もう一つは23年前のアメリカフロリダ州バトンルージ
     ュで起きた日本人留学生射殺事件です。彼は友人と一緒に
     パーティに出かけ、訪問する家を間違えたため、不法侵入
     者と見做され銃撃されてしまいました。同じ年代の子供を
     持つ私にとって衝撃的な事件でした。決して忘れることは
     できません。



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2010. 1. 11 恋愛の末、結婚にゴールインすることは本当に幸せ